シンプルでトラディショナルな生き方、ていねいな暮らしを実践するために、最初にファッションを見直しましょう。
クローゼットを無駄に占有している、「もしかしたら着るかも・・・」といったあやふやなタンスの肥やしアイテムやファストファッションはスッパリと捨てて、自分が本当に気に入った一軍アイテムだけを揃えれば、洋服選びに無駄な時間を割くこともなく、さらに結果として節約にも繋がります。
僕の今の仕事場は、ありがたいことにスーツで出勤しなくても大丈夫なので、オンオフに関係なく同じ服を着て生活できます。三十路にも突入したので、年相応のトラディショナルで少し上質なアイテムだけを揃えておけば、少なくとも今後十年は同じアイテムを身に纏い、生活していくことが出来ます。それは「極力モノを持たない」というシンプルな暮らしを実現し、結果としてお金の節約にも繋がります。
ここでは、個人的に選びに選び抜いたシンプルでトラディショナルなファッションアイテムを紹介していきます。
基本的に春夏秋冬身につけるアイテムだけを揃えました。無印良品のシャツは7枚、GAPのチノパンは5本揃えています。変化が無く面白みがないかもしれませんが、着る服に迷いが無くなるので楽だったりします。そして、平日も休日も全く同じ格好で、如何なる街中の場所でも基本的に困らないファッションを心がけています。
シンプルな白の長袖シャツを持っていれば、基本的に他のシャツは必要有りません。夏は袖をめくれば暑さ対策にもなります。
白シャツの下には下着は着用しません。肌着のシャツが覗いていたら、学生のようで格好悪いものです。
・無印良品 オーガニックコットンの洗いざらしボタンダウンシャツ これ1枚で十分
・日々の365 #004 無印良品のオーガニックコットンオックス洗いざらしボタンダウンシャツ
さすがに職場にジーンズスタイルで向かうことは出来ないので、キレイめのチノパンを選んでいます。
GAPの定番チノKHAKISシリーズから選んだ、ジャケパンスタイルにフィットした適度にタイトなチノパンがあれば夏冬問わず着回せます。
・GAPのチノパンKHAKIS(カーキ)・テイラードスリム ジャケパンスタイルに合う定番チノパン
ビジネスはもちろんのこと、キレイめジャケパンスタイルでのオフの日も、黒いストレートチップが一足有れば何処へ行っても大丈夫。もちろん、冠婚葬祭もこの一足で・・・。
ゴアテックス素材があつらえられているので、多少の雨の日でも心配有りません。
・リーガル(REGAL)の撥水・ゴアテックス素材なストレートチップ黒革靴 これ一足あれば安心
・日々の365 #005 リーガルのストレートチップな黒革靴
外回りの営業職ではないのでトートバッグで通勤可能、さらにトートならば休日の街中散策も違和感がありません。柔らかいレザーなので場所を選びませんし、様々なモノを気にせず放り込めるトートバッグはオンオフ問わず重宝しています。
・アニアリ(aniary)のソフトレザー・2WAYトート オン/オフ使える理想的なバッグ
・日々の365 #001 アニアリのソフトレザー・トートバッグ
さすがにフォーマルの場では気が引けますが、それを除けば、オンオフ問わず街中でもアウトドアでも間違いないのがスクエアなG-SHOCK。一本は持っておきたいタイプの時計です。
・日々の365 #003 オリジンでスクエアなG-SHOCK
上に記した基本アイテムにその日の天候や寒さを考えて組み合わせています。秋冬小物も、基本的にはトラディショナルで何時でも替えがあるものを選んでいます。
ジャケット選びはサイジングが大切です。素材上秋冬限定ですが、マーガレットのジャケットは本当に品が良く、着ていく場所を選びません。
・マーガレット・ハウエルのモールスキン・ブラックジャケット 品のある秋冬定番の一着
・日々の365 #006 マーガレット・ハウエルのモールスキンジャケット
さすがにGAPのチノパンだけで真冬の厳しい寒さに耐えることはできません。そんなときは、ユニクロのタイツを愛用しています。暖かさだけではなくタイト感もあるので、寒空の下、文字通り背筋を伸ばして街を闊歩するには欠かせないアイテムの一つです。
マーガレット・ハウエルのジャケットだけだともの足りなくなってくると、上からは羽織るのはラベンハムのキルティングジャケット。ジャケパンスタイルでもスーツスタイルでも違和感のない、個人的には定番のアウターです。着ぶくれしないのも素敵だったりします。
・日々の365 #009 ラベンハムのキルティングジャケット
マフラー一つで暖かさが全く変わってしまうので、重宝しているドレイクスのウール&アンゴラのマフラー。さすがにドレイクスのカシミアは分不相応なのでこちらをセレクト。
・Drakes(ドレイクス)のマフラー 一緒に佇む手編みのマフラーを見つめると少しセンチメンタルな気分
革手袋選びの基本は、窮屈なくらいピッタリとしたサイズのものを。
手の小さい僕にとって、実は革手袋のサイジングが一番苦労したところです。
・阪急メンズのスタンダードな革手袋 サイズは窮屈なくらいなものが最適
ファッションアイテムの中で、特に洋服などは一生同じものを着続けることは難しいかもしれません。自分の体型もさることながら、消耗品でもあるので、ボロボロになったら基本着ることが出来ません。そのような時でも、シンプルでトラディショナルなアイテムでかためていれば、同じブランドの同じ型式のものや代替アイテムというのは、必ず見つかるものです。
一部のアイテムは、僕自身もそうだったのですが、ファストファッションに慣れた人にとって少しだけお値段が高いものがあります。しかし、流行を無駄に追って消耗品感覚が基本であるファストファッションばかりを追いかけていると、結果として「安物買いの銭失い」になりかねません。
シンプルなファッションは何かと初期投資が必要です。失敗を繰り返すこともあるでしょうし、そもそもアイテム自体が高額な場合もあります。それでも、自分自身が本当に気に入ったアイテムだけを身につけていると、心にピンと芯が入り、街中でも気分が高揚してきます。それだけでも生活にハリが出来て、幸せな気分になります。それこそがファッションの魅力でもあると、僕は思います。