モンベルのフラットアイアンパーカ 一枚で十分な冬用アウターとして

モンベルのフラットアイアンパーカー

 軽くて暖かく、悪天候でもある程度アウターとして機能するダウンを探していました。これまで、冬用のアウターをいくつか試してきましたが、機能的に優れているいわゆるアウトドア系ブランドの直球系ダウンは、ファッションコーディネイトの面から避けてきました。

 昨年にTPO的にちゃんとしなければいけないなぁという時用に、マーガレット・ハウエルの奇をてらわない真っ当なステンカラーコートを手にして、オンオフ問わずキレイ目にまとめる際のアウター選びには終止符を打ちました。
 一方、休日や服装規定が緩い普段の通勤用に、これまで以上に軽くて一枚で完結できる暖かさ、シェルが必要ない程度の耐悪天性能を兼ね備えたアウターを探していました。軽量かつ雨の日でも気兼ねなく羽織れる暖かいアウターとなれば、ダウン系ジャケットの中綿は羽毛系ではなく化繊綿に絞られてきました。ダウンよりも洗濯が気兼ねなくできますし、ダウンが抜ける心配も無いでしょう。

 アウトドア系ブランドは数多くありますが、個人的に実物を試着しつつ手に入りやすいのはパタゴニアとモンベルの二つ。ノースフェイスも実店舗で確認しやすいのですが、アイテムの定番性に偏りがあるしブランドとしては上記二つよりも柔らかい感じがしているので深くはチェックしませんでした。

 モンベルとパタゴニアで化繊綿が注入されたダウンは、盛り込まれている化繊綿(モンベルはエクセロフト、パタゴニアはプリマロフト)の重量によって様々な名称のアイテムがあります。化繊綿はグース系よりも暖かさの面で劣るような気もするので、両ブランドの化繊綿ダウンのなかで最も暖かいアイテムを検討しました。
 モンベルの化繊綿ダウンで最も暖かいのは説明文から言えばフラットアイアンパーカ、パタゴニアはかつて一世風靡して昨年2013年にリニューアルされたDASパーカが挙げられます。

 パタゴニアのアイテムは手放したものもありますが愛用していたのでブランドとして愛着があるのですが、カタログ重量として669g。一方のモンベルのフラットアイアンパーカは重量は483g。かつて同系列で愛用していたパタゴニアのイスマスパーカは972gなので、両アイテムともに軽いのは確かですが、今回は軽さにも着目して悩んだ挙句手にしたのはモンベルのフラットアイアンパーカ。

 フラットアイアンパーカはユニセックス仕様なのか、モンベルには珍しくXSサイズから揃っています。モンベルのアウターサイズに関しては、例えば検討していた通勤用途の3way系パーカーであるモンベルのアスペンパーカやヴェイルダウンパーカではXSサイズが無く、小柄な僕はSサイズでは防寒の意味がないほど隙間が空いて大き過ぎるきらいがありました。
 今回のフラットアイアンパーカーでは、XSサイズで文字通りピッタリのジャストサイズ。ただし着丈としてお尻がすっぽりと隠れるくらいまではいかないこと、中にアンダーシャツ、白シャツ、セーターあたり(オフの日だとアンダーシャツ、フリース)を着こむことを考え、結局Sサイズを選択。Sサイズでも腕や身頃がブカブカしていなかったので、これで良しという結論に。

 色に関してはガンメタリックと呼ばれる黒に近い濃いグレー。個人的にはもう少し薄いミドルグレーあたりが好みなのですが、比較対象であるDASパーカは黒系統はブラックしか揃っていなかったので、迷いなくこれ一択。まぁ、横着して通勤にも使用したいと考えているので無難なところです。

モンベルのフラットアイアンパーカー スタッフバッグに収納
 付属のスタッフバッグに収納したモンベルのフラットアイアンパーカと500mlペットボトルとの大きさサイズ比較。
 フラットアイアンパーカーは結局何グラムのエクセロフトを封入しているのかは分からないのですが、最も保温性が高いと謳っている割には驚くほど薄くてペラペラ。パタゴニアのDASパーカよりも厚み的には劣るので正直なところ暖かさではDASパーカだろうなぁという感じですが、個人的にはカタログ重量の差以上に重さを感じたのでフラットアイアンパーカを選択した次第です。
 DASパーカにもスタッフバッグ(スタッフザック)が付属しているので丸めて収納できるようですが、大きさまでは確認しませんでした(恐らく収納時の大きさは重量通りDASパーカの方がかさばるでしょう)。

モンベルのフラットアイアンパーカー スタッフバッグに収納
 別角度からの収納スタッフバッグとペットボトルのサイズ比較。
 今回、なるべく暖かく悪天候にもある程度耐えられる化繊綿ダウンジャケット(パーカ)を選ぶにあたって、いつも以上に重量と収納時の大きさにこだわっているのは理由があります。
 汚れても気にならないので通勤時にも愛用したいということもあるのですが、近い将来是非チャレンジしたいロードバイクによるロングライドでの利用を見越しているからに他なりません。ロードバイクで走っている際は暑すぎて着る機会がないでしょうが、真冬のダウンヒルや休憩時の保温のために荷物に忍ばせておきたいという狙いがあるからです。この点はどこかのショップレビューでオートバイ乗りの方が通勤にも便利的なことを記されていたので、参考にさせていただきました。

 ロードバイクなどのスポーツの休憩時の保温用途に関してですが、パタゴニアのDASパーカもそうですが、フラットアイアンパーカにしろアルペンでの休憩時ビレイ用として想定されていると思われるので、用途としては似たような感じかなと思ってセレクト時に考慮していました。

 今回手に入れたモンベルの化繊綿ダウンの中でも最も保温性が高いと謳われているフラットアイアンパーカ。
 機能としては撥水性と防風性に優れる再表面生地や寝袋代わりとなるような程の中綿、そして真冬の寒さでは必須だと思っている裾のドローコードを備えています。フードは取り外し不可能ですが、個人的には気になりません。
 個人的には必須である必要最低限の機能と、想像以上の軽さを兼ね備えたフラットアイアンパーカ。普段の通勤時やオフの日に気軽に羽織るアウターとして愛用していく次第です。中を着込んでも京都の底冷えする寒さに耐えられない場合は、改めてパタゴニアのDASパーカを検討するかもしれませんが、コンパクト性で何だかんだフラットアイアンパーカを愛用し続ける気もしています。

 アウトドア系ブランドであるモンベルのがっつりアウトドアな雰囲気漂うフラットアイアンパーカを普段の通勤やオフの日のアクティビティにガシガシ使い込み、少しかしこまる時にはマーガレット・ハウエルのステンカラーコートを愛用するという流れになります。

 持たない暮らし云々に関しては、実はそれ以外の秋冬用アウターは全て手放しているので、上記二つのアイテムで日常生活を送っていくつもりです。
 シンプルライフとかミニマリストとか色々モノを持たない暮らしに関するキーワードはあるかと思いますが、個人的に結論が出そうなのは、キレイ目のコート(ステンカラーコートであったり女性ならばトレンチコート)と、機能性を前面に押し出したダウンジャケットの組み合わせで必要最小限のアウターは完成するのではと考えている次第です。

(モンベル)mont-bell フラットアイアンパーカ 1101388 TEGN ティーグリーン M
(パタゴニア)patagonia M’s Das Parka 84102 TMPL M

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2014-11-03 | Posted in 衣のこと, , , , , , , Comments Closed