しばしのお別れ

食道楽 神楽坂店

 先日、平日の夜に、会社帰りの僕はそのまま東京に向かい、大切な人とのしばしのお別れとなる最後の食事を頂きました。
 一時期、横浜で一緒に住んでいたけれど、長い付き合いの多くはお互い離れ離れ。それでも、何かあった時は新幹線に飛び乗って会いに行ける距離。でも、さすがに今回は会社帰りに気軽に会いに行ける距離ではありません。

 僕は表向きの行動は慎重ですが、心の中で考えている事は比較的楽観的なのに自分でも嫌になるくらいひねくれた性格。たいして大切な人は、後先をあまり考えず自分が思った行動に猛進するのに、いざ実現過程になると心配性で慎重になるという性格。
 このお互いの行動と性格のデコボコ具合が、なんだかんだ上手く噛み合って、とうの昔にスイート10ダイアモンドを迎えてしまったほど永い間ダラダラと関係が続いているんだろうなぁ…と思います。

 最後の晩餐(そうならないことを密かに願っていますが)とは大袈裟ですが、しばしのお別れの食事なのに、取り立てて特別なレストランで食事をするということもなく、東京の神楽坂の普通の産地直送系居酒屋で深夜軽く乾杯。

 特にしんみりとすることなく、いつも通り話題が転々としながらしゃべり続けながら想うことは、恋人というよりもなんとなく娘を送り出す親のような気分だなぁということ。そう心の中で呟いているのは、大切な人には内緒。上から目線だよねとか、お前のほうが子供だろ…というツッコミが飛んでくるのは目に見えているので…。

2014-11-03 | Posted in 日々のこと, , , Comments Closed