マーガレット・ハウエルのベージュのステンカラーコート 大人のオトコのまっとうなコート

マーガレット・ハウエルのベージュのステンカラーコート(2013A/W)

 三十路に入ってからでしょうか、秋冬はもちろんのこと春先などにおいても街行く人々を眺めながら、素敵なコートが欲しいなって想い続けるようになりました。素敵なコートといっても様々ですが、僕にとって上品な大人のコートといえばベージュのステンカラーコート。ダッフルコートやピーコート、最近では少し丈の長いキルティングジャケットなどもトラディショナルで素敵なのですが、どうしても三十路半ばのオトコとしてはカジュアルな雰囲気が引っかかります。もちろん、これらのアウターは休日などには最適なのでしょうが、これからも歳を重ねていく上で、様々な時と場所で安心して身を包んでくれるコートとなったら、ステンカラーコートに辿り着きます。

 永く付き合える上質なコート選びは、正直悩むものです。お値段もさることながら、今現在はもちろんのこと、数年後の自分自身のライフスタイルや体型など諸々を想像して一番しっくりとくるアイテムを選ぶ必要があるからです。僕は三十路半ばなので、四十歳、四十路半ばあたりまでのライフスタイルからファッションスタイルを落とし込んで、時間をかけて選んでいきました。このように、今後も永く付き合えるトラディショナルでベーシックで上品であること、奇をてらわないこと、そしてなるべく物を持たないシンプルな暮らしを守ることという観点から手にしたのが、マーガレット・ハウエルのベージュのステンカラーコート。

 マーガレット・ハウエルのジャケットやシャツを愛用しているので、僕自身としては自然な流れでした。一目見て上質だけれども、シンプルかつベーシックで匿名性は保たれており、かつ例え十年後にも安心して身を任せることのできるブランドとして最初に思いつくのはマーガレット・ハウエル。このたび手にしたステンカラーコートはメインラインのWATERPROOF TWILL。強撥水加工が施され、コートとしての防汚撥水を備えた素材。ピースダイの生地を使用する事で光沢感を押さえられており、自然と寒い街中に溶け込む素敵な一着。
 サイズはいつものようにSサイズをセレクト。着丈的には膝上、太もも半ばよりも少し下あたりでしょうか。

 マーガレット・ハウエルのステンカラーコートといえば、MHL.ラインの少しカジュアルなステンカラーコート(FINE TOUGH POPLIN)が特に定番で有名でしょう。身頃はもちろんのこと腕(袖)にも取り外し可能なダウンライナーが施されており、秋冬でも暖かく、そしてライナー外せば春先にも対応可能なコートです。男性はもちろんのこと、恐らく女性の方がこのMHL.のコート愛用者が多いような気がします。
 個人的にもそのMHL.のダウンライナー付きステンカラーコートと迷ったのですが、しっかりとするべき時と場所においても大人のオトコとして安心して羽織れる一着としてメインラインのステンカラーコート(WATERPROOF TWILL)を選んだ次第です。
 また、ステンカラーコートといえばマッキントッシュが定番。昨今様々な生地のコートが登場しているようですが、マッキントッシュで定番なのはやはりゴム引きのコート。生地感は素敵なのですが、やはりゴム引きということで主に寒暖対応の面でこちらも悩んだ挙句に選択肢から外してしまいました。

マーガレット・ハウエルのベージュのステンカラーコート(2013A/W)
 さて、今回手にしたマーガレット・ハウエルのステンカラーコートの紹介を少し。表地の素材はもちろんコットン100%。裏地身頃はポリエステル65%にコットン35%。袖部分はキュプラ100%。そして寒い冬も過ごせるようにと、ジッパーでの取り外し可能な中綿(ポリエステル100%)入り薄手のライナーが付いています。
 ライナーは身頃部分しか対応していませんが、ジャケットの上から羽織ることを考えたらこれで正解。肩や脇の取り回しが非常に楽です。コットン素材なのでライナーがあるのとないのでは大違いでしょう。寒い京都の冬を考えたら、例え薄手でもライナーがあったほうがありがたいものです。

 長年悩んだ挙句、そろそろ大人の素敵な定番コートを手にするべきだと思い今回手にしたマーガレット・ハウエルのベージュのステンカラーコート。ベージュなので例えば春先においてもライナーを外して羽織ることも可能でしょう。そういう意味では、秋冬春と3シーズン対応の上質でかつ使いやすいシンプルなコートだと思います。愛用しているマーガレット・ハウエルのジャケパンスタイルの上から羽織り、どんな場所でも大丈夫というお守りとなりそうな一着。大人のオトコが羽織るべきまさしく「まっとうな」コートの一つでしょう。
 アウター選びは悩ましいものです。それでも五年後、十年後の自分の姿を思い描き選ぶ過程は幸せなことかもしれません。僕なりの結論は、やはり定番であり着丈も奇をてらっていない普通のベージュのステンカラーコート。それが今現在と未来に向かって目指し想い描く僕なりのライフスタイルに寄り添ってくれると信じたからです。

大人のワードローブに上質なコートを 僕自身が気になる大人のコートスタイルについて記した記事。

Ad

2013-12-14 | Posted in 衣のこと, , , Comments Closed