マーガレット・ハウエルのフェイバリットシャツ シンプルで上質な最高の白シャツ

マーガレット・ハウエル フェイバリットシャツ

 敬愛する松浦弥太郎さんのエッセイに触れてマーガレット・ハエウルの服を身に着けるようになり、約2年と半年が経とうとしています。その間、主にジャケットを何着か手にして愛用しているのですが、マーガレット・ハウエルというブランドの真髄というかアイコンである白いシャツにはなかなか袖を通すことがありませんでした。マーガレット・ハウエルを世に知らしめた、英国紳士服業界に一石を投じたといってもいい一枚のシンプルな白いシャツ。一度袖を通してしまったら、なんとなくもう後戻りできない気がして、店員さんに薦められてもやんわりとお断りしていました。

 その間、愛すべきマーガレット・ハウエルのジャケットに合う白シャツをずっと探していました。ビジネス用の白シャツは身に着けても仕方がないので、マーガレット・ハエウルにまだ近しい無印良品のきれいめなシャツを身に着けて日々過ごしていました。普段の職場仕事や通勤時には軽くジャケットを羽織ってなんとなくやり過ごしていたのですが、少しかしこまった時、愛用のドレイクスは50オンス紺無地ネクタイをキュッと結んだら、やはりシャツがいまひとつしっくりきません。それは、どんなにきれいにプレスをして仕上げても…。

 そんなもやもやした日々が続き、ついに2013年の春、ひと雨降るごとにようやく暖かくなる3月中旬、僕はいつもお世話になっているマーガレット・ハエウルのお店で初めて定番のフェイバリット・シャツに袖を通しました。特に何かイベントを控えているとかという訳でもなく、なんとなく気分を変えたいという想いで…。
 サイズはジャケットと同じくSサイズ。素材はコットンのドレスシャツ。イギリス製かなと思ったのですが、なんと日本製。この辺りは意外というか好みが分かれそうですが、着心地は最高なので日本製でも個人的に問題ありません。
 さて、僕は服飾縫製には全くの素人なのでその辺りはよくわかりませんが、肩周りが非常に楽で一目で惚れてしまいました。襟はごくごく普通、ボタンは正真正銘の貝ボタンですが、見た目的にこれといって特徴があるシャツではありません。あるとすれば、一般的な普通のシャツにありがちな袖口の2段階調整用ボタンがなく1つボタンくらいでしょうか。そう、普通のシンプルな白シャツです。

 それでも、そう自分自身がマーガレット・ハウエルのあの白シャツを着ているという高揚感を差し引いても有り余るほどの素敵な着心地。シャツを羽織りゆっくりとボタンをしめ、肩から腕にかけて感じる絶妙な着心地の良さを感じ、袖口のボタンを閉じればキュッと窄む手首のシルエット。
 その昔一度だけブルックスブラザーズのボタンダウンシャツを試着したことがあるのですが、個人的にはそれ以上というか全くの別物と感じるくらい最高に気持ちのいい一枚のシャツ。

 OPENERSというWeb系ファッションマガジンが紹介している、マーガレット・ハウエルの白シャツの紹介動画(Youtube)。マーガレットらしい瑞々しく透明感あふれる素敵な動画です。

 マーガレット・ハエウルのフェイバリット・シャツ。ブランドのアイコンである定番の白い長袖シャツ。お値段がお値段だけに(無印良品やユニクロのシャツが十数枚買えるでしょう…)、そう少しずつ同じシャツを数枚揃えていこうと思っています。もちろん高額なシャツでも白シャツは消耗品なので、普通に洗濯をし身に着け、もう着れなくなったなと思えばまた一枚というようにていねいに付き合っていこうと考えています。
 このたびようやく手にしたマーガレット・ハエウルのアイコンであるフェイバリット・シャツ。洗いざらしをラフに着たり、少しかしこまるときはプレスをして羽織りドレイクスのネクタイを締めて一歩足を進めることでしょう。そう、どのような時も、どんな場所でもこのシャツさえあれば大丈夫。そんなお守りみたいな白シャツ、それが僕にとってもマーガレット・ハウエルのフェイバリットシャツです。

松浦弥太郎×マーガレット・ハウエルこの人に喜んでもらえるような雑誌をつくりたい OPENERSのインタビューから。
松浦弥太郎スペシャル・エッセイ「白いシャツを忘れたロンドンで」 OPENERSより。松浦弥太郎さんらしい瑞々しい素敵なエッセイ。
いつもの毎日。 衣食住と仕事 (集英社文庫) 松浦弥太郎さんのスタイル紹介。シャツはマーガレット・ハエウルとブルックスブラザーズをご愛用とのこと。
続・日々の100 同じく松浦弥太郎さんの愛用品紹介。マーガレット・ハエウルのリネンシャツが取り上げられています。
MARGARET HOWELL SPRING/SUMMER 2013 (e-MOOK 宝島社ブランドムック) こちらのムック本では、シャツの縫製工場の見学紹介が記事になっています。

Ad

2013-03-10 | Posted in 衣のこと, , , , , Comments Closed