重信初江『これが正しい! 昔ながらのおかず100』 普通のいつもの家庭料理

重信初江 「これが正しい! 昔ながらのおかず100」

少しはちゃんと自炊するようになって、作る作らない関わらず、料理のレシピなどはクックパッドかGoogle先生に尋ねるかといった具合だったのですが、今一つ僕なりの「いつもの食事」ではないなぁと感じていました。それは、健康にいい定食系レシピをあつかった料理本を見てもそう思ってしまうのです。背伸びではないし凝った料理も全くしていないけれど、何となく少し無理をしている感が否めないのです。

基本に帰って、僕にとっていつもの食事ってなんだろうと考えると、当たり前ですが小さい頃から慣れ親しんだ母親が作ってくれたご飯なんですね。ありがたいことに、凝った料理というよりかは本当に基本的なおかずをちゃんと作ってくれていました。形式はさておき、一汁一菜ではなく、冷蔵庫常備の一品も含めてちゃんと…。

そんな少しモヤモヤ感を抱えながら書店を歩いていたとき、重信初江さんという料理研究家の方が出された本に目がいきました。タイトルは『これが正しい! 昔ながらのおかず100』。表紙の肉じゃがもさることながら、その横にある白和えなんてまさしく僕の家庭の一品。

内容は、毎日の献立に使えるおかず、懐かしい味がするごはんもの・汁もの、常備できるおかず、時間をかけて作るおかず(全体のレシピ中6つ)というところ。そのほか、料理の基本方法や旬のカレンダーとかも掲載されています。

パラパラ眺めていたら、どれもこれも懐かしいというか僕の小さい頃からの食卓にのぼっていたような料理ばかり。そういうことで、迷わずレジにて購入に至ったわけです。

多くは和食が中心ですが、だからといって料亭とか云々というよりも家庭料理のど真ん中をしっかりと貫くレシピばかり。

さて、この本をパラパラ見ながら思ったことを…。それは、小さい頃からちゃんとご飯を作ってくれた母親への感謝の気持ち。ひとそれぞれ家庭の味ってあると思うし、共働きとかも多いと思うのですが、ちゃんと普通に作って食べさせてくれてありがとうと…。
本当のことをいうと、両親も普通に健在だし近所に住んでいるので、おそらく母親にレシピの教えを請うことこそ、親孝行なんだろうなぁと思います。まぁそれはそれ、まだ照れくさいというところが本当の大人になりなりきれていない証拠でしょうか。
この辺りというか、食育とかマナーとかも含めて、また別の機会に記していこうと思っています。

重信初江さんの料理レシピ本『これが正しい! 昔ながらのおかず100』。無理をせずに基本に忠実な家庭料理が収められている一冊。雑誌に載っているよくある「 ていねいな暮らし」とはまた雰囲気というか色が違うかもしれませんが、ごく普通の家庭料理をいつもの食卓に並べることこそ、本当の「ていねいな暮らし」なんだろうなと思います。

これが正しい!昔ながらのおかず100 (別冊すてきな奥さん)

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2013-01-31 | Posted in 食のこと, , , Comments Closed