松浦弥太郎『40歳のためのこれから術』 素敵な人生の歩み方とは

松浦弥太郎 40歳のためのこれから術

僕が敬愛し、勝手ながら人生のメンターとして仰いでいる松浦弥太郎さん。新刊は必ずチェックして、時折著書もレビューしていますが、2012年11月の新刊『40歳のためのこれから術』も素敵な一冊だったので紹介を。

東京は中目黒のカウブックス店主、ここ最近では雑誌「暮らしの手帖」編集長としてもご活躍の松浦弥太郎さん。ここ最近は、仕事術や生き方についての著作が多く出版されています。
個人的に松浦弥太郎さんの仕事術も気になるのですが、僕がいつも気づきをいただいているのが「生き方」について。処世術といってもいいかもしれません。本書は、タイトル通り、40歳からの人生の歩み方、そして最期についても触れた一冊。

端的に記せば、本書は松浦弥太郎さんなりに得てきた経験と考察から紡ぎ出された、40代からの人生での振る舞い方が記されており、素敵な70代に向けて、そして人生の最期について触れられています。
副題には「幸せな人生をていねいに歩むために」とあり、そのために必要な大人の振る舞いと立ち位置が、いつものように松浦弥太郎さんらしい瑞々しく透き通った優しい視点で記されています。

さて、いつものことながら、本のレビューが苦手でまとまりがつかなくなるので、この辺りで個人的に気になったところを防備録的にメモしていこうと思います。

第3章 これからはいいものを少し。
30代までに身につけてきた有形無形のモノコトについて、一度整理し、いらないモノを減らして40代からを歩んでいこうというお話。服などは自分なりの定番を見つけ、身だしなみを常に整えておきましょうというところ。
僕はまだなんとかアラサーの部類に入りますが、ここ2年ほど試行錯誤しているのが、この定番を見つけるというところ。失敗も数多くしています。早いところ、自分の人生の先を見据えた定番を見つけ、モノに振り回されないようにしていこうと思います。

松浦弥太郎さんが考える定番のモノに関しては、次の著作が非常に参考になります。
いつもの毎日。
日々の100
続・日々の100

第4章 待ち遠しい70歳
松浦弥太郎さんのお知り合いの素敵な70歳台の方のエピソード。個人年収数億円なのに、常に関わり合う人々に喜んでもらえるにはどうすれば良いか、give and giveで動いている方の言葉。

「なにか望みがあるなら、いいことだね。それならまずは、それを誰かにしてあげなさい。そうすれば、簡単に手に入るよ」

個人的に本書で一番ハッと気づかされた素敵な言葉です。人間、恐らく誰しもが誰かに喜んでもらおうと思い、有形無形色々なことをします。けれど、反応が薄かったり、想定していたリターンが得られなかったら、そんな行為もつまらないと思い、やさぐれてしまうこともあるでしょう。
勝手に思い描いてたリターンが直ぐに得られることはないかもしれませんが、giveにつぐgiveは、いつしか有形無形で自分のところに帰ってくるでしょう。それが相手からダイレクトではなく、どこからか降ってくるかもしません。

結局、仕事にしろプライベートにしろ、人生とは、誰かに喜んでもらうことが「生きがい」となり、人から「ありがとう」の言葉をもらうことで満足感が得られるものかもしれません。それが積み重なる歩み方こそ、幸せな人生と言えるのかもしれません。

松浦弥太郎さんの著書『40歳のためのこれから術』には、他にも数多くの気づきを得られる言葉がたくさん詰まっています。働き盛りだけれども人生に色々抱え始めている文字通り40歳50歳代の方、自分一人だけの人生ではなくなってきた30代20代の方…。男女問わずオトナの方々全てにお勧めできます。

おそらく、僕も何度も読み返し、また新たな気づきが生まれてくると思います。その時は、また松浦弥太郎さんタグ(matsuura_yataro)でまとめながら記していこうと思います。

松浦弥太郎さんのモノに対する考え方でお勧めの著作物
いつもの毎日。
日々の100
続・日々の100

松浦弥太郎さんの仕事術などについてはこちらが参考になります。
松浦弥太郎の仕事術 (朝日文庫)
考え方のコツ

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2013-01-14 | Posted in 日々のこと, , , , , Comments Closed