ありがとう、デザイナーSteve Jobs 美しくシンプルでスタンダードな世界を

Steve Jobs

 2011年10月5日、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が永眠されました。早朝に出勤していた僕は、そのニュースを帰宅途中にiPhoneでチェックしたTwitterのTLで知りました。病気のことは知っていたので驚きも小さく、そして大きな悲しみも正直なところ感じませんでした。ただただ、「ありがとう」の一言。

 僕は15年程前からMacに憧れを抱いていたのですが、iPhone3Gを発売直後、そして今年の冬、初めてのMacbook Airを手に入れたという、まだまだ日の浅いAppleユーザー。中でも、三十路を過ぎて(少し悩んで)初めてMacbook Airを手にしたのは、Macが「スタンダード」と感じたようになってきたからです。

 業界の標準はシェアの観点からすればWindowsですが、僕が感じたのはファッション業界的な「スタンダード」。そう、「変わらぬ普遍的な」という意味合いから、その魅力にやられてMacを手にしました。だから、僕にとってジョブズは、別に新しい世界に導いてくれるビジョナリーというよりは、生活(ライフスタイル)に彩りを添えてくれるファッションデザイナーのような存在でした。

 年々の流行を上手くアレンジして提示してくれるよりも、その人やブランドの「世界観」をぶれることなく忠実に提示してくれるデザイナーが、僕は好きです。そのような観点から、僕はシンプルで美しいApple製品が大好きですし、ジョブズ亡き後も、その精神がぶれることなく「スタンダード」となって製品に宿り続ける限り、気になり続けるでしょう。

 ファッションと言えば、センス的には賛否両論あるでしょうが、僕はジョブズのユニフォームとも言うべきあのシンプルなスタイル(黒いタートルネック、ジーンズ、ニューバランスのスニーカー)は嫌いではありません。否、自分が本当に気に入っているものだけを着続ける、それほどのスタンダードなお気に入りがあるという事をうらやましくすら感じます。

 美しくシンプルであること、そしてスタンダード(普遍的)であること。

 僕がここ最近改めて目指しているライフスタイルです。もしこの世にApple製品がなければ、僕は日々もどかしい想いを抱きながら思想の無いデザインで固められたケータイやPCを使い続けることになっていたでしょう。

 最後に。
 ありがとう、ジョブズ。あなたは僕にとって最高のデザイナーでした。

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2011-10-08 | Posted in 日々のこと, , , , , , , , , Comments Closed