粒オケ・サジタリウス演奏会「5番なう!」を中野ZEROホールに聴きにいきました #2289oke

粒オケ・サジタリウス「5番なう!」

 昨日までお盆休みを利用して3泊4日の横浜・東京旅行に行っていました。メインは、知り合いが出ている粒谷区のオーケストラ・粒谷区立管弦楽団サジタリウスの演奏会「5番なう!」を聴きにいくこと。東京の中野ZEROホールで8月15日の午後19時45分に開演。プログラムはチャイコフスキー交響曲5番とベートーベン交響曲5番「運命」。今回初めての粒オケ演奏会鑑賞です。

 実は、リハも見学出来ると聞いたので、夕方からリハや和やかな写真撮影風景を見た後、改めて外でチェックした中野ZEROホールの入り口に立てかけられた手作り感溢れる看板。サインを見ると、多分出演者の方でしょうか、「ワル猫」と・・・。無機質なパソコンからのロール紙印字とかではなく、手書きの立て看板はそれだけで気持ちをホンワカとさせてくれます。

 会場ではパンフレットとピンバッッジを頂きました。観客席は3つのエリアに分けられていて、ケータイやスマートフォンOKのエリア、iPadなどのタブレット端末OKのエリア、そして前方は電子機器不可のエリアとなっていました。この取り組みは意外でしたが、演奏会中に目立った電子音も鳴らず純粋に演奏を楽しめました。面白かったのは、開演前のアナウンスで、友達とのおしゃべりは是非Twitterで・・・というくだり。粒オケならではでしょう。
 ピンバッジの配布も個人的にはナイスアイデアだと思います。お得感もありますし、例えば子供にはある種の「おみやげもの」は絶対に好評となること間違いないからです。

RIMG0103.JPG 演奏会は「ブラボー!」の一言。アマチュアならではの気迫と熱気が溢れていて良かったです。弦楽器の優れたテクニック、可愛らしくそして哀愁漂う木管楽器、オケを下支えし時には突き抜ける金管楽器・・・正直、想像以上でした。
 また、服装が自由で、中にはひょっとことのお面をかぶった男性や、ネコ耳をつけた女性なども居て、見ていてあきませんでした。もしかして立て看板の「ワル猫」様でしょうか・・・バイオリンの女性に、黒っぽいネコ耳にサングラス姿の方もいらっしゃいました。

 さて、あまりこのブログでは触れてはいなかったのですが、7、8年ほど前まで、小さい頃からバイオリンをやっていた事もあって学生オーケストラにのめり込んでいました。オケを引っ張っていった後、ある種の燃え尽き症候群みたいなもので、その後バイオリンをさわることもありませんでした。
 アマチュアの演奏会を聴きにいく機会もあったのですが、楽しむというよりも、その楽曲の大変なところが手に取るように分かってしまうので、自分自身に置き換えてしまい、無駄に悪い意味でのドキドキ感ばかり感じていました。

 時を経て、久しぶりに聴いたアマチュアオーケストラの演奏。チャイ5も運命も、個人的には演奏したことのあるメジャーな楽曲です。不思議と心臓に悪いドキドキ感は無く、アマチュアならではの熱意と迫力に圧倒され、十分楽しめました。正直、もう一度オケしてみたいな・・・とさえ思いました。

 同じアマチュアオケでも、厳密に言うと市民オケの一つの形態のような粒オケと、学生オケとは異なると思います。その一つが、学生オケには「終わりがある」ということ。学年があがっていって、学生でなくなると「引退」しなければなりません。短い青春の想いを演奏にぶつけ、それが何とも言えない迫力と言うか物悲しさというか・・・に繋がっていき、その楽団独特の雰囲気を醸し出していくと思っています。
 翻って、市民オケのような粒オケには、その運営がなされている間、メンバーの視点と言うか立ち位置からすれば、「終わり」はありません。もちろん、メンバーの入れ替えはあるでしょうが、学生のように厳密な時と立場の変化は無いでしょう。それでも、Twitterで繋がったメンバーなので、ある意味一発勝負というか、その演奏会にかける想いは学生と同じでしょう。演奏会では、その「一発感」が溢れていて、正直変な退屈感は無く、十二分に楽しめました。

 粒谷区立管弦楽団サジタリウスの演奏会。個人的には関西に在住しているので気軽に遊びにいける距離ではありませんが、今後の活動が気になるアマチュアオケの一つとなりそうです。Twitter同士で繋がった粒オケを一つにまとめるのは大変だと思います。昨日の演奏会にメンバーとして演奏した方々、そして運営スタッフの方、素晴らしい演奏会をありがとうございました。

粒谷区立管弦楽団サジタリウス公式ホームページ

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2011-08-16 | Posted in 旅のこと, , , , Comments Closed