ゲランのメンズ香水 アビルージュ 相応しい大人になれるだろうか

HABIT ROUGE, GUERLAIN

 男女問わず香水を愛用している方が居る一方、香水を付けている異性に対してマイナスイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。匂いがきつい、香水を付けようというその考え自体が気に入らない等など、マイナスイメージは様々です。一つだけ言えるのは、香水は贅沢品とは決して思いませんが、生きていく上で別に無くても文字通り困りはしない、嗜好品中の嗜好品ということです。

 僕が香水を纏ってみようと思ったのは、本当に些細な思いつきからです。もともとリラックスするためにアロマなんていいなと考えていたのですが、実家で居候の身なので遠慮する事に・・・。じゃあ、かわりに香水なんてどうだろう?となったわけです。
 選ぶからには本当に自分が気に入ったもの、定番のものをという事で、色々下調べをしたり、実際にテスターでチェックさせてもらったりして選んだのが、フランスはGUERLAIN(ゲラン)のメンズ香水(オーデトワレ)からHABIT ROUGE(アビルージュ)。ブルガリやエルメスも人気があるようですが、あえてゲランから大人なアビルージュです。

 ゲランと言えば、女性ならばMITSOUKO(ミツコ)やVOL DE NUIT(夜間飛行)あたりがメジャーなフランスを代表する香水メーカー。1828年創業で、ナポレオン3世の皇后ウジェニーに贈った香水「オー・デ・コロン・イムペリアル」以来王室御用達となるほど、香水の歴史はゲラン無しには語れないほどです。

HABIT ROUGE, GUERLAIN 1965年、ジャン=ポール・ゲランによって調香されたHABIT ROUGE(アビルージュ)は、フランス語で「赤い服」、乗馬や狩猟用のコートあたりをイメージされたネーミング。香りとしては官能的だけれども落ち着いた「大人な」香り。

 アビルージュを付けると、最初のトップノートは少し柑橘系の香りがして爽やかなのですが、たちまちスパイスが効いてきて、最後はレザーやバニラの甘い香りで締めくくられてきます。
 人によっては白檀の香り、お香(線香)の香りに近い感じを抱かれるでしょう。抱き方によっては、「オジサマ」な雰囲気かもしれません。

 さて、実際にどのようにしてこのゲランのメンズ香水・アビルージュを手にしたか・・・。いつもブラブラしているデパートのメンズフロアにフレグランスコーナーがあるので訪ねてみると、ゲランの香水はありません。代わりに店員さんが薦めてくれたのはラルチザン。しかし、ゲランの香りを確かめたかったのでパスし、公式サイトのショップリストに記載されている女性向け化粧品フロアに。
 これまでで正直あまり足を踏み入れた事無い女性の聖域に・・・。ゲランのコーナーを見つけ、女性客が居ないのを確認して店員さんに尋ねると「ございます」とのこと。

 女性店員さんには爽やかなゲラン・オム、ゲラン・オム・ローを薦められたのですが、アビルージュもテストさせてもらいました。ゲラン・オムは人気がありオススメとの事でしたが、おそらく僕自身の30過ぎの年齢から見立てられたのでしょう。アビルージュは「大人の香水」であり、まだまだ早いということかもしれません。しかし、ゲラン・オムは丁重にお断りをし、アビルージュに決めた次第です。

 ゲランのアビルージュは甘くセクシーで官能的だけれども、その手のメンズ香水にありがちな肉食的な雰囲気とは一線を画し、どこか控えめな感じが素敵です。身に纏うようになって数日が経っていますが、外に出歩くと街の雰囲気が変わったように錯覚するのも不思議な感じです。

 香水の付け方ですが、今の着込んだ冬の季節という事もありますが、基本的に腰ウエスト、手首の内側、耳の後ろの三カ所としています。薄着になる夏場はウエストだけでも十分な気がします。
 ゲランのアビルージュはオーデトワレですが、意外や意外結構持続性があります。どの香水もそうですが、付け過ぎで「香害」だけは禁物です。

 ゲランのアビルージュは本当に気に入っているのですが、難点を一つ。それは、自分自身が、このオーデトワレに相応しい「大人な男」であるか否かという点です。自信を持って口には出来ませんが、このアビルージュを纏ってもおかしくないオトコとなるべく、日々ていねいに精進していこうと考えている今日この頃です。

【ゲラン】 アビルージュ オーデトワレ スプレー(男性用) –100ml/3.3oz

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2011-01-10 | Posted in 衣のこと, , , Comments Closed