isola(アイソラ)の紀水カーフ二つ折り財布(純札入れ)&小銭入れ 薄く柔らかく味わい深い風合いが魅力的

アイソラ(isola)の財布

 今年の春先にエムピウ(m+)のコンパクト財布「MILLEFOGLIE(ミッレフォッリエ)II」を手にして、その優れた機能性の虜になったのですが、手放すことにしました。理由は、夏に襲った椎間板ヘルニアのため。
 それまで、硬くて厚いエムピウの財布をパンツのヒップポケットに入れていたのですが、ヘルニアを患って以来、財布の定位置は常にトートバッグの中でした。カバンの中に入れていても特段不便はなかったのですが、どうしても手ぶらにならざるおえない際などにフットワークが制限されてしまいます。なぜなら、ヒップポケットに財布を入れるしかなく、その状態で椅子に座るなんて腰のことを考えたら地獄です。

 次の財布に求める機能としては、限りなく薄手で柔らかいレザーであること、長財布か二つ折り札入れ&小銭入れの組み合わせ、この二つが必須でした。
 悩みに悩んだあげく、長財布はジャケットを脱いだ場合に唯一の財布の定位置となるヒップポケットから大きくはみ出し、不用心で不格好となるため、二つ折り純札入れ&小銭入れの組み合わせに決めました。小銭入れに関しては、取り出しが楽になるよう箱マチタイプ。

 以上の基準から京都の伊勢丹メンズで選んだのが、isola(アイソラ)のlottimo(オッティモと発音するのでしょうか・・・イタリア語な感じです)。アイソラは日本の革製品メーカー。
 革自体は、牛革にコンビネーションなめしが施された紀水カーフ。産地はその名の通り、和歌山県。同封されていた製品紹介には下記のような文章が掲載されていました。

紀水カーフ
 和歌山は日本でも早くから西洋式の近代製革事業が行われた土地であり、欧米各国を歴訪した陸奥宗光の提案により革靴製造所を作るなど、日本の製革産業の先駆けになった土地です。紀ノ川の豊かな水量が製革産業に適していたからだと思われます。この革は、タンニンなめしの長所のナチュラル感と、クロムなめしの長所の柔らかさという両方の長所を生かそうと、コンビネーションなめしという手法でなめした革です。そして染料染めで、色の深みを出しています。
 原皮はホルスタイン種のカーフを使用しています。この原革は革の薄さときめの細かさが特徴です。紀ノ川の水を使用してなめしているため、紀水カーフと呼んでいます。

 和歌山と言えば染め関連やニットなども有名だった記憶があるのですが、製革産業も活発だったとは知りませんでした。
 手にしたアイソラの紀水カーフの財布は、その謳い文句を裏切らない、非常に柔らかく味のある風合いを宿しています。

 財布の機能自体は、二つ折り財布は札室が二つ、カードポケットが左右で四つ、さらにそれら左右のカード入れの裏側にもポケットがあります。
 札入れは一つにお札を仕舞い、もう一方はレシートや領収書入れにしています。カードに関しては、クレジットカード二枚、キャッシュカード一枚、会社のIDカード、保険証くらいなもので、裏のポケットにICOCA(イコカ:Suicaの関西版)を忍ばせています。もちろん、改札は軽いタッチでスイスイ通過できます。

 秋になり、日常的にジャケットを羽織る季節になりました。二つ折り財布はジャケットの右ポケット、箱マチタイプの小銭入れはパンツの右ポケットに忍ばせています。仕事場でジャケットを脱いでいる際は、たまに二つ折りをヒップポケットに入れて移動することがありますが、エムピウのコンパクト財布のような硬さや厚さは全く無いので、非常に快適です。

 医学的な知見からどの程度ヒップポケットに財布を入れることが腰痛に影響を及ぼすかは定かではありませんが、今回手にしたアイソラの薄型財布でそれらの心配はなくなりました。

 薄くて柔らかい二つ折り財布を考えている方、和歌山の製革に興味がある方、そして腰痛で悩んでいる方、一度アイソラの財布を検討してみてはいかがでしょう。

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2010-10-14 | Posted in 衣のこと, , , Comments Closed