KOKUYO(コクヨ) テープのり『ドットライナー』 ドットタイプは最高の使い心地

手帳に領収書・チケット、さらにRHODIA(ロディア)のメモ用紙等を貼り付ける際に重宝しているのが、KOKUYO(コクヨ)のドットライナー(DOTLINER)テープのり。テープ式の糊は数あれど、このドットライナーの特徴は、名前の通りテープ部分が粒々していること。
ドットタイプのテープ糊だからピタッと塗れるし、切れ味も鋭く糸引き無く使用できる。つまりキレが良い。
今までも普通のテープ糊を利用していたのですが、キレという面では確かに不満があった。最後離す際に、一瞬押しつけてから離すというようなアクションを起こさなければならなかったのだ。
製品情報をチェックすると、ドットタイプになるまで、丸、四角、その他20種以上の形状を試したそうだ。さらに、のりの付きやすさは、のりの面積の大きさに比例する。のりの面が大きいほど付きやすくなるけれど、ドットパターンは面積が小さいのでそのぶん付きにくい。キレを良くするには小さなパターンがいいし、付きを良くするには大きい方がいい。
結果、ドット面積の少なさをカバーするために、通常のテープのりより、多く盛られている。
確かな需要があると思うけれど、固形スティック糊等よりかは市場としては小さいテープのり。それでも、テープ糊のデザイン形状を試行錯誤するところは素晴らしいと思う。市場に確固たるトップセラー定番製品が無いという点もあると思うけれど、ある意味、文房具デザインの真髄を垣間見られた気がする。
コクヨのドットライナーには、「しっかり貼る」タイプと「貼ってはがせる」タイプの二種類がある。試したのは「しっかり貼る」タイプだけれども、その名の通り粘着力も申し分ないし、ドットデザインの目標通りキレ味も素晴らしく使いやすい。
アイデアメモやレシート等をガシガシ貼り付ける際には、ドットライナーのその容易さが威力を発揮すると思います。